こんな隅っこの個人ブログを見ている皆さんなら既にご存じだと思いますが、「インフィニティットストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(長い正式タイトル)の発売を記念して、すげぇ動画が突然お出しされました。
とりあえず見てください。
公式には、長年ファンやってても、心の準備というものがあるということを知っておいてもらいたい。
ヤバい
まずサムネイルの破壊力がヤバい。みな太陽を見上げながら走る素敵なワンシーンのはずが、多分ソアラも思わず「どうした?」と二度見するに違いないこのワンショット。
「詩●クロコダイン、ヒュンケル、バラン」
「歌●クロコダイン、ヒュンケル、バラン、にんげん」
まるでヒュンケルが人間カウントされていないようにも見えるけれど、そもそもこれお前ら3人で書いた詩なんか。いいのかそれで。
しかし実際聞いてみるとこれが意外に作中とリンクしていて、まぁ確かに「にんげんはいいぞ」とは言ってました。リレーにもなってたけどこの曲で表現するとは夢にも思わなかった。
絵がヤバい
正直、アニメプロジェクトというかIPの再利用プロジェクトとしては「ダイの大冒険」は大成功したと言っていいと思います。売上は判りませんが、今の子供たちに、何十年も前の作品を、2年間の間、アニメとして提供できたのは凄いことでしょう。
やっぱり知名度も上がりましたしね。
ただ、ゲーム関連についてはやや厳しい評価にはならざるを得ないんじゃないかとも思っています。この手のキャラゲーってハードルが上がりすぎるんですよね。(表現しなきゃいけないグラフィックだけでもとても多いですし、対応ハードとかも多いですしね)
どちらかといえば、ゲームは(ソーシャルゲームとして運用されていた「魂の絆」含め)グッズ商品と思っている管理人ですが、下手すると続編が出るか出ないか、ゲームとしての発売はしばらく無いかもしれないこのタイミングで出る動画が、コレ。
すげーよ、ダイ大は本当すげぇ。
2023年9月末、ダイ大公式から出されている最新のクロコダインのイラストがコレですからね。
ゲーム中、ほぼこの動画で思い出せるっていう素敵な構成
こんなの見た後ゲームやってもフフッてなっちゃうだろっていうシーンがやたらと多いのも特徴で、そもそも初バラン戦までというのもこのゲームとマッチしていて、要するにゲームプレイ中、全所この動画を思い出すシーンだらけです。どうしてくれるの。
小ネタもやたら多い
こんなよくわからん動画なのに、クオリティの高さが尋常ではありません。
どこの場面かこの絵柄で全部わかるんですよ、これだけでも結構すごい。いらすとや再現の動画見てるみたいな感覚です。一応、誉め言葉です。
一枚目画像:フレイザードと呼ぶにはあまりにあまりな、なんか落書きみたいな存在が右側にいてる
二枚目画像:ダイの衣装のレパートリーもやたら多い。ポップもしっかり倒れてる
中毒性が高い
クオリティ高いのに全然そうは見えない謎の数分の動画を、狂ったようにリピートしています。作業BGMにすると頭がおかしくなるので、オススメはしませんが、ヒュンケルのパートの落ち着いた感じが情緒を沈めてくれるのは良い感じです。
でも「バラン来いよギガブレイクで」の辺りでいつもフフッと頬がにやけてしまうので、やはりオススメしません。
ダイ大はいいぞ
ダイの大冒険をリアルタイムで読んだ大人がはっちゃけるとこうなるんですね。なんと危険なんでしょう。
小さいころ、家でマンガよりも家でゲーム派だったのにすっかりジャンプ読みふける少年になるきっかけとなったダイの大冒険、数十年経ってからこんなに沢山のゲームやメディア展開があるとは思わず、本当に嬉しい限りです。
その約2~3年間の動きも、ようやくこのゲーム発売で終わりかなと思っていた最後がこれで、なんというか、感慨深いです。発売1周年とかで公式動画あげてもらわないと公式からのダイ大動画これが最後になる、というのだけは避けてほしいような、それはそれで良いような、そんな気分です。